2019年に車いすテニスの支援をはじめようと思った矢先にコロナ。
思うようにいかないことが多く、今していることを形にするにはどうしたらいいのかわからないまま、モヤモヤが続いてた。
ふとした時に、テニスをしている環境の中で、車いすの人たちを見かけることがないと思った。
今でこそ、私が車いすの人たちとテニスをしているけれど、車いすの人たちとテニスをしたいと思ったとき、なかなか見つけることができなかった。
隣のコートで車いすのプレーヤーを見かけたことがありますか?
ほとんどの人たちが「ない」と答えるだろうと思う。
東京オリンピック・パラリンピックの開催により、多くの人たちに国枝選手・上地選手をはじめとする車いすテニスの選手たちの「すごさ」が伝えられた。あの「強さ」に感動した人はたくさんいると思う。だけどテニスのように、車いすテニスは身近にない。同じ「テニス」なのに。
場所がないのに、テニスをはじめようとは思えないだろうし、興味を持つこともないだろうと思う。これではテニス人口のように、車いすテニス人口は増えていかない。
そんな現状で何ができるかと、改めて考えてみた。
私はテニスコートを所有してないし、コートを作る財力もないわけで(笑)。思いついたことが「情報提供」。
役に立つかどうかわからないし、誰にも届かないかもしれないし、必要ないかもしれないけれど、何事も無駄と思われることが必要だったりする…かもしれないので、「思うことを行動に!」していこうと思います。
まずは、身近なところから。時間はかかると思うけれど、コツコツと。